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2025.04.16

コラム

2025年版!太陽光発電の設置費用相場を徹底解説

太陽光発電は、電気代の削減や環境問題への貢献、災害時の備えなど、多くのメリットをもつシステムとして注目を集め続けています。しかし、その太陽光 設置費用 相場は安価とはいえず、導入時にはしっかりとした情報収集と費用対策が欠かせません。

 

本コラムでは、2025年版として最新情報を踏まえながら「太陽光発電の設置費用相場」を徹底解説いたします。リフォームや新築時に導入を検討されている方はもちろん、既に設置済みの方の増設・蓄電池検討にも活かせる内容となっていますので、最後までご覧ください。

 

(目次)

2025年版!太陽光発電設置費用の最新相場

太陽光発電設置費用の内訳:設備費と工事費について

設置容量別の太陽光発電設置費用:1kWあたりの価格と設置目安

業者選びが鍵!優良業者の見つけ方と見積もりの取り方

太陽光発電パネル選びのポイントと価格帯

太陽光発電システムの最適な設置場所の見つけ方

2025年の最新情報:補助金制度、蓄電池とのセット導入相場

まとめ

 

2025年版!太陽光発電設置費用の最新相場

  1. 住宅用太陽光発電システムの平均価格はどれくらい?

2025年の住宅用太陽光発電システム導入費用の相場は、1kWあたり約26~29万円程度とされています。具体的には以下のように、4~5kW程度の設置が多い住宅用では「約100~150万円前後」が目安です。これは経済産業省の資料や各専門家の見解を踏まえた数字で、屋根形状やメーカーによって多少上下します。

 

4kW … 100~120万円前後

5kW … 120~150万円前後

こうした数字は、政府や太陽光発電関連企業による調査結果から得ています。

 

なお、蓄電池を同時導入する場合は、相場額が150~300万円程度に広がることも珍しくありません。蓄電池は容量やメーカーによって費用差が大きいため、システムの選定時に注意が必要です。

 

  1. 産業用太陽光発電システムの相場

10kW以上の産業用(低圧)太陽光発電では、一般住宅よりも安価に導入できるケースが多く、1kWあたり20万円台前半~中盤で検討される例も見られます。ただし、設置場所や工法によっては大規模な造成工事や高圧設備が必要になる場合もあるため、慎重な調査が求められます。

 

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太陽光発電設置費用の内訳:設備費と工事費について

太陽光発電の設置費用は、「設備費」と「工事費」の2つに大きく分けられます。

 

  1. 設備費

・太陽光パネル:発電量を左右する最も重要な機器。メーカーや変換効率によって価格はさまざまです。

・パワーコンディショナー(パワコン):太陽光パネルが発電した直流電力を家庭で使える交流に変換する装置。こちらもメーカーや容量によって価格が異なります。

・架台:屋根や地面にパネルを設置するための台。設置場所の形状や素材によって形が変わり、必要数や強度要件も異なります。

・その他周辺機器:配線類、接続箱、モニターなど。全体のバランスや品質も重要です。

 

設備費はおおむね全体の7~8割を占め、太陽光パネルがその中でも半分以上を占めることが多いです。

 

  1. 工事費

・屋根への設置工事:足場の設置、施工、撤去など。屋根形状が複雑だと費用が高まる傾向があります。

・電気工事:分電盤への接続など、専門技術が必要とされます。安全面に配慮した施工が必須です。

・各種申請手続き:FIT(固定価格買取制度)やFIP制度、ネットワーク連系の申請など、手続きを業者が代行する場合もあります。

 

工事費は全体の2~3割ほどと見られています。

 

設置容量別の太陽光発電設置費用:1kWあたりの価格と設置目安

  1. 1kWあたりの平均費用

2025年時点では、経済産業省がながめる「住宅用太陽光発電システム」の1kWあたりの目安は26~29万円前後と見込まれています(補助金適用前の価格)。

 

  1. 設置容量ごとの目安

・3kW未満: 単身世帯~2人世帯向け

設置費用合計:80万円前後から

・3kW~5kW: 3~4人世帯向け(標準家庭)

設置費用合計:100万~150万円前後が相場

・6kW以上: 5人以上の大世帯や電力消費量の多い住宅

設置費用合計:150万円~200万円以上になるケースも

 

複数の業者からの見積もりを取り、「1kWあたりの単価×設置容量」で具体的な数字を比較することが最初のステップです。

 

  1. 将来の電気需要を考慮しよう

家族構成の変化や、電気自動車(EV)・電気温水器(エコキュート)の導入予定など、将来の電気使用量を見越して容量を決めることが重要です。初期費用はかかりますが、長期的には電気代削減メリットが大きくなる可能性があります。

 

業者選びが鍵!優良業者の見つけ方と見積もりの取り方

太陽光発電システムは一度導入すると長期間使うことになるため、施工品質やアフターフォローが非常に重要です。

 

  1. 優良業者の見つけ方

・実績と口コミ:施工事例や顧客の声をよく調べましょう。長年地域で実績を積んでいる業者は信頼度が高めです。

・メーカー認定資格の有無:大手パネルメーカーの「認定施工店」に指定されている業者は、施工クオリティとアフター体制に期待できます。

・保証内容とアフターサービス:設備保証、施工保証、定期点検など、トラブル時のサポートがどれだけ充実しているか事前に確認を。

 

  1. 見積もりの取り方

・複数業者に依頼するのが基本。2~3社程度を比較し、契約を急かすような業者は避けましょう。

・項目ごとに工事費・設備費が明確に記載されているかチェック。

・補助金手続きのサポートをどの程度行ってくれるか、事前に確認することも大切です。

 

太陽光発電パネル選びのポイントと価格帯

太陽光パネルは、システム全体の発電量の要を担う重要な機器です。

 

  1. 変換効率と温度特性

・変換効率: 高いほど限られた屋根スペースでもより多くの電気を生み出せます。

・温度特性: 夏場など高温時にあまり性能が下がらないか、カタログやメーカー資料で確認を。

  1. パネル価格帯

2025年現在、市場に出回るパネルの価格は以下が目安です。

 

高効率パネル(変換効率20%以上): 1枚あたり8~12万円

標準パネル(変換効率18~20%): 1枚あたり6~8万円

低価格パネル(変換効率18%未満): 1枚あたり4~6万円

メーカーごとの特徴や保証内容もあわせて検討しましょう。

 

太陽光発電システムの最適な設置場所の見つけ方

  1. 日当たり・方角・影をチェック

・南向き屋根が最も発電効率が高いとされますが、東西向きでも工夫次第で一定の発電量が得られます。

・周辺の建物や樹木などで影が落ちる箇所は極力避けましょう。

  1. 屋根の形状や強度

・スレートや金属屋根は比較的施工しやすいですが、瓦屋根の一部や野地板の状態によっては補強工事が必要な場合も。

・屋根材の老朽化や劣化が懸念される場合、事前に屋根リフォームをしてから太陽光発電を載せるのも一つの手段です。

 

2025年の最新情報:補助金制度、蓄電池とのセット導入相場

  1. 国や自治体の補助金制度

2025年も、太陽光発電や蓄電池に関する補助金制度は続く見込みです。たとえば、

・国の補助金制度(例:DR補助金ほか)

・自治体の補助金・助成金

特に蓄電池と太陽光発電を同時導入すると、より高額な補助金が受け取れるケースが多く、実質的な費用負担を数十万円単位で削減できる可能性があります。

 

補助金の活用についての記事はコチラから!

 

  1. 太陽光発電+蓄電池のセット相場

・合計容量4~5kW規模+蓄電池5kWh前後: 130~300万円前後

・高容量蓄電池(10kWh以上)の場合: 200万円以上の見積もりとなる場合も多い

一方、補助金を活用できれば100万円台半ば~後半で済むことも珍しくなく、業者選びによって大きく変わってきます。

 

  1. 蓄電池導入のメリット

・夜間や停電時にも電気を活用できる

・電力のピークシフトにより電気料金を抑えられる

・災害対策として安心

 

まとめ

以上、2025年版の視点から太陽光 設置費用 相場を中心に解説してきました。

ポイントを振り返ると、

 

住宅用太陽光発電は4~5kW規模で100~150万円前後が相場(補助金適用前)。

設備費と工事費のバランスを理解し、各項目の内容をしっかりチェックすることが大切。

業者選びが重要。複数見積もりで比較検討し、保証やアフターサービスなどの質も見極めよう。

蓄電池とのセット導入も視野に。補助金制度の活用で実質負担額を抑えられる可能性が高い。

太陽光発電は長期的なメリットを狙う投資の一種です。導入にはまとまった費用がかかりますが、正しい情報を得て、信頼できる業者を選べば、電気代削減や環境貢献、災害対策など多面的な恩恵を享受できます。

 

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蓄電池や太陽光発電の導入についてのご相談やお見積りは、当社までお気軽にお問い合わせください。専門スタッフが丁寧に対応し、お客様のスタイルに合わせた最適なご提案をいたします。

 

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TEL:06-4395-6560

 

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